【北海道シリーズ】55歳の武豊か?25歳の横山武史か?それとも…【開催リーディングジョッキー】

騎手

個人的に“夏競馬”と言えば、北海道にある函館競馬場と札幌競馬場での競馬のイメージが強いです。

夏競馬期間中唯一のGⅡ競走・札幌記念が開催されたり、ワールドオールスタージョッキーズが開催されたりするからでしょうかね。

さて今回は、騎手の話題となります。

※騎乗回数や勝利数は2024年8月29日までのものを利用。
※敬称略とさせていただきます。ご了承ください。

2024年、函館リーディングジョッキー(確定)

今年2024年の函館リーディングは、以下のとおりとなりました。

  1. 横山武史    [13-14-14-59]
  2. 佐々木大輔 [12-11-17-77]
  3. 武豊          [12-9-8-36]
  4. 鮫島克駿    [11-11-13-64]
  5. 北村友一    [11-2-4-31]

函館リーディングジョッキーは横山武史でした。2位は佐々木大輔で、3位に武豊。

横山武史と佐々木大輔は、昨年2023年も函館リーディングジョッキー争いをしており、昨年は佐々木大輔が首位で、横山武史が2位でした。

なお、2020年から2022年までの函館リーディングジョッキーは横山武史だったので、近5年のうちで4回、函館リーディングジョッキーになっています。

 

函館リーディング3位・武豊(55歳)

今年の函館開催では、横山武史・佐々木大輔の函館リーディングジョッキー争いに、大ベテランの武豊が肉薄してきました。

例年の武豊は、函館リーディングトップ10以内にランクインしていましたが、今年は3位となりました。
「武豊は函館リーディング3位」と言っても、勝ち数は2位の佐々木大輔と同数で、2着となった回数の差で、武豊は函館リーディング3位となったのです。

函館開催での横山武史の騎乗回数は90鞍。佐々木大輔は117鞍。武豊は65鞍。
横山武史は25歳。佐々木大輔は20歳。武豊は55歳。

年齢的に親子位の差がある横山武史や佐々木大輔よりも少ない騎乗数で、互角と言っても過言ではない勝利数……。

4位の鮫島克駿が27歳、5位の北村友一が37歳ということを考えても、若手や中堅に交じって上位に食い込む大ベテラン……。
…そういえば武豊って、北村友一が産まれたころから、騎手として競走馬に乗ってるんですよね。

武豊、恐ろしい55歳。

 

2024年、札幌リーディングジョッキー(暫定)

今週末に閉幕となる札幌開催。

現在の札幌リーディング上位騎手は、以下のとおりとなっています。

  1. 武豊          [16-9-5-47]
  2. 横山武史    [10-16-7-47]
  3. 丹内祐次 [10-8-21-79]
  4. 鮫島克駿    [9-12-9-45]
  5. 佐々木大輔   [9-5-11-74]

武豊が横山武史に6勝差をつけて札幌リーディングとなっています。
ちなみに、現在2位の横山武史は、2021年から2023年まで札幌リーディングジョッキーに輝いています。

 

今週末の武豊は、土曜日に5鞍、日曜日は6鞍、合計11鞍に騎乗予定。
武豊を追う横山武史は、土日ともに10鞍ずつ、合計20鞍に騎乗予定。
3位の丹内祐次は、土日ともに11鞍ずつ、合計22鞍に騎乗予定。
4位の鮫島克駿は、土曜日に9鞍、日曜日に10鞍、合計19鞍に騎乗予定。
5位の佐々木大輔は、土曜日に全12鞍、日曜日は8鞍、合計20鞍に騎乗予定。

このまま武豊が札幌リーディングジョッキーの座を獲得するのか?
今週末の札幌競馬場で開催される競馬では、この5人の騎手を注目したいと思います。

 

武豊、札幌リーディング&北海道シリーズリーディングの可能性

函館開催と札幌開催を合計した北海道シリーズ。

前述のとおり函館リーディングジョッキーは13勝を挙げた横山武史でした。
札幌リーディングの暫定首位は、16勝の武豊です。

北海道シリーズとして成績を見ると、首位は合計28勝の武豊。
2位は横山武史の23勝。3位は21勝の佐々木大輔で、関東所属の若武者2人が、関西所属の大御所に挑む形となっています。

武豊が札幌リーディングを獲得すれば、北海道シリーズリーディングジョッキーとW制覇となりますし、
横山武史が札幌でもリーディングジョッキーとなれば、北海道シリーズを完全制覇となります。

先週の横山武史は新潟競馬場に行っていたため、札幌競馬場での勝ち星を増やせなかったことは痛かったですね。

札幌リーディング争いに関しては、武豊の方が優勢だと考えています。

 

開催最終週となると、開催リーディングジョッキーとなる可能性のある騎手の騎乗予定鞍数は増えていきます。

騎乗鞍数が増えるということは、ケガをする可能性が高くなるということでもあります。

競馬ファンの私は、開催リーディングジョッキーの座を巡って熾烈な競走に挑んでいる騎手の皆さんや、競走馬が大きな事故に遭わないことを祈るばかりです。



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