ヴィクトリアマイルに出走する5頭のGⅠ勝ち馬≪GⅠ・2022年5月15日開催≫

競馬予想

2022年5月8日。春の東京競馬場・GⅠ5連戦が開幕しました。

GⅠ5連戦の1戦目は“3歳マイル王者決定戦”のNHKマイルカップ。
大外枠の⑱ダノンスコーピオン(騎手・川田将雅)が差し切り勝ちで優勝を飾りました。

 

さて、今週末の5月15日にはGⅠ5連戦の2戦目となるヴィクトリアマイルが開催されます。
このヴィクトリアマイルは、“マイル女王決定戦”というレースです。

今回の記事では、ヴィクトリアマイルに出走登録している競走馬の中で、GⅠ競走を勝利している馬を紹介していきたいと思います。

GⅠ・ヴィクトリアマイル2022に出走するGⅠ馬

ヴィクトリアマイルに出走登録をしている競走馬の中で、GⅠレースを勝利している競走馬を紹介していきたいと思います。

ヴィクトリアマイルに出走できるのは牝馬(メス馬)のみとなります。

アカイイト

エリザベス女王杯2021の出馬表

2021年11月14日にGⅠ・エリザベス女王杯(阪神・芝2200m)を10番人気で勝利したアカイイト(5歳)が出走登録をしています。

エリザベス女王杯勝利後は、GⅠ・有馬記念(中山・芝2500m)に出走してエフフォーリアの7着。

年明け後は3月13日のGⅡ・金鯱賞(中京・芝2000m)に出走してジャックドールの3着。

4月にはGⅠ・大阪杯(阪神・芝2000m)に出走してポタジェの10着という結果でした。

 

父:キズナ
母:ウアジェト
(母父:シンボリクリスエス)
これまでの成績[5-4-2-12]
東京競馬場・芝1600mのレースは初出走。

今回のヴィクトリアマイルでの鞍上は、2021年のエリザベス女王杯から乗り続けている幸英明騎手を予定しています。

 

ソダシ

前走、前々走はダートGⅠ競走に出走していたソダシ(4歳)が芝に戻ってきます。

2021年のGⅠ・桜花賞(阪神・1600m)を1分31秒1というレコードタイムで勝利。
その後は、GⅠ・オークス(東京・芝2400m)でユーバーレーベンの8着と敗れました。

夏場はGⅡ・札幌記念(札幌・芝2000m)に出走し、ラブズオンリーユーを相手に勝利を納め、秋はGⅠ・秋華賞(阪神・芝2000m)ではアカイトリノムスメの10着。

冬場はダートのGⅠ競走に出走。
GⅠ・チャンピオンズカップ(中京・ダート1800m)ではテーオーケインズの12着。
GⅠ・フェブラリーステークス(東京・ダート1600m)ではカフェファラオの3着。

 

父:クロフネ
母:ブチコ
(母父:キングカメハメハ)
これまでの成績[6-0-1-3]
東京競馬場の芝1600mは経験済み。良馬場で1分34秒9というタイムを出しています。

デビュー戦から乗り続けている吉田隼人騎手が騎乗予定です。

 

デアリングタクト

エピファネイアの血統表

“牝馬三冠”のデアリングタクト(5歳)がレースに戻ってきます。

2020年、桜花賞・オークス・秋華賞を勝利し“牝馬三冠”を勝ち取った後は、アーモンドアイ、コントレイルとGⅠジャパンカップで「無敗の三冠決戦」を演じ、アーモンドアイの3着となりました。

2021年は、金鯱賞でギベオンの2着になった後に、香港に遠征、GⅠ・クイーンエリザベスⅡ世C(シャテン・芝2000m)ではラブズオンリーユーの3着に敗退した後に、右前肢に繋靭帯炎を発症したため長期休養に入ったのでした。

今回のヴィクトリアマイルは復帰戦で、約1年1ヶ月ぶりのレースとなります。

 

父:エピファネイア
母:ルミナスパレード
(母父:キングカメハメハ)
これまでの成績[5-1-2-0]
東京競馬場・芝1600mのレースは初出走。
松山弘平騎手の継続騎乗が予定されています。

 

レイパパレ

2021年の大阪杯で無傷の6連勝を達成し、GⅠ馬となったレイパパレ(5歳)

大阪杯勝利後は、GⅠ・宝塚記念(阪神・芝2200m)でクロノジェネシスの3着、GⅡ・オールカマー(中山・芝2200m)でウインマリリンの4着、エリザベス女王杯ではアカイイトの6着。香港遠征で出走したGⅠ・香港カップ(シャテン・芝2000m)ではラブズオンリーユーの6着。

2022年は金鯱賞でジャックドールの2着、大阪杯でポタジェの2着と勝ちきれないレースが続いています。

距離1600mレースはデビュー戦と、次走の1勝クラス以来となります。

 

父:ディープインパクト
母:シェルズレイ
母父:クロフネ
これまでの成績[6-2-1-3]
東京競馬場・芝1600mのレースは初出走。
主戦騎手の川田将雅騎手の騎乗が予定されています。

 

レシステンシア

2019年のGⅠ・阪神JF(阪神・芝1600m)の勝ち馬レシステンシア(5歳)もヴィクトリアマイルに出走登録しています。
桜花賞とNHKマイルカップでは2着という成績を残しています。

レシステンシアは、1600m以下のレースしか走ったことがなく、ここ最近はおもに1200mのレースに出走していました。

父:ダイワメジャー
母:マラコスタムプラダ
(母父:Lizard Islnd)
これまでの成績[5-5-1-3]
東京競馬場の芝1600mは経験済み。良馬場で1分31秒9というタイムを出しています。

前走のGⅠ・高松宮記念(中京・芝1200m)に引き続き、横山武史騎手が騎乗を予定しています。

 

混戦模様のGⅠ・ヴィクトリアマイル2022

ここまで紹介した5頭のGⅠ勝ち馬の他に…、
GⅡ・富士ステークス(東京・芝1600m)勝ちのソングライン(4歳)
GⅢ・フェアリーステークス(中山・芝1600m)勝ちのファインルージュ(4歳)
GⅢ・ダービー卿C(中山・芝1600m)勝ちのテルツェット(5歳)
…などの重賞勝利馬も出走登録しています。

去年はグランアレグリア、一昨年はアーモンドアイという圧倒的強者がいましたが、今年はどの馬がきてもおかしくないレースになると思います。

 



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