【競馬感想】やはりGⅠ競走で連対実績のある重賞馬は強かった【安田記念2022】

競馬感想

今年2022年のGⅠ安田記念は、池添謙一騎手が鞍上を務めたソングラインが優勝しました。

レースは例年の安田記念と比べるとスローペースで、差し・追込みの脚質の馬には厳しい展開となりました。

差し・追込み脚質で、4連勝中の⑧イルーシヴパンサーはなんとか8着。
同じく4連勝中だったソウルラッシュは13着と大敗。

安田記念の結果だけを見れば、1着から6着馬までの共通点は「重賞勝ちがあり、GⅠ競走で連対している競走馬」でした。
さらに1着から3着馬、5着馬は「美浦所属の競走馬」という共通点があります。
まあ、去年のNHKマイルカップ(GⅠ・東京・芝1600m)のレベルが高かったということですね。

やはり「GⅠ競走で連対実績のある重賞馬」は強かった!

連勝で勢いに乗る競走馬より、GⅠ競走で連対(1着または2着)している競走馬が強かった今年の安田記念。
この段落では、優勝馬から5着馬までの実績を振り返っていきたいと思います。

ソングライン

優勝したソングラインは、昨年5月のNHKマイルカップ(GⅠ・東京・芝1600m)でシュネルマイスターの2着。その後10月の富士ステークス(GⅡ・東京・芝1600m)で重賞初勝利。
今年の2月にはサウジアラビアに遠征し、ターフスプリント(GⅢ級・キングアヴドゥル・芝1351m)を勝利し、5月のヴィクトリアマイル(GⅠ・東京・芝1600m)ではソダシの5着に惜敗していたのでした。

シュネルマイスター

2着のシュネルマイスターは昨年のNHKマイルカップの勝ち馬で、安田記念ではダノンキングリーの3着。10月の毎日王冠(GⅡ・東京・芝1800m)ではダノンキングリーを倒し優勝。
今年3月はドバイに遠征し、ドバイターフ(GⅠ級・メイダン・芝1800m)では、同着だったパンサラッサ(日)・ロードノース(英)の8着となった後の安田記念出走でした。

サリオス

3着のサリオスは、2019年の朝日杯フューチュリティステークス(GⅠ・阪神・芝1600m)の勝ち馬。
3歳時の春は、後に「無敗の三冠馬」となるコントレイルのライバル馬で、皐月賞(GⅠ・中山・芝2000m)、日本ダービー(GⅠ・東京・芝2400m)では、コントレイルの2着という成績を残しました。
その後はマイル路線で勝ちきれないレースを続けていたのでした。

セリフォス

4着馬セリフォスは、デイリー杯2歳ステークス(GⅡ・阪神・芝1600m)の勝ち馬で、年末の朝日杯フューチュリティステークスではドウデュースの2着に入りました。
今年はNHKマイルカップに直行してダノンスコーピオンの4着に敗れた後の安田記念出走でした。

ファインルージュ

5着はファインルージュ。去年のフェアリーステークス(GⅢ・中山・芝1600m)を勝利後に挑んだ「牝馬三冠路線」では、3着・11着・2着と惜しいレースをしましたが、紫苑ステークス(GⅢ・中山・芝2000m)を勝ち重賞2勝目をあげています。
今年は東京新聞杯(GⅢ・東京・芝1600m)でカラテの2着、ヴィクトリアマイルではソダシの2着と、マイル戦線で惜しいレースをして安田記念に出走にしたのでした。

 

「連勝中の馬の馬券は、負けるまで買い続ける」

馬券の格言(?)の中に、
「連勝中の馬の馬券は、負けるまで買い続ける」
というセオリーがあります。

今回はイルーシヴパンサーとソウルラッシュが連勝中の競走馬でした。

「シュネルマイスターを倒せるのはどちらか?」と考えた時、イルーシヴパンサーの方が勝つ確率があると考え、イルーシヴパンサーを本命にしました。
テレビ画面越しに見るパドックでの状態も良好だったので、自信を持って馬券を購入しました。

しかし…、イルーシヴパンサーが大けやきを過ぎたところで、惨敗を確信しました。

イルーシヴパンサーとソウルラッシュの両頭は馬券に絡むどころか、掲示板に載ることもできませんでした。

連勝が止まった2頭にとってGⅠ競走への出走は良い経験になったと思います。
今後の“逆襲”に期待したいと思います。

 

何だかんだ言いながら、今週末も馬券を購入すると思います。
だから競馬はやめられない。



人気ブログランキング

↑応援のクリックお願いします↑